音楽はするものとして

音楽をするようになって、もうかなり年月が経ちます。その間に音楽家になりたいなと思ったり、ゲームの音楽制作をやりたいなと思ったりしていたら、結局音楽を作る楽器等を作る会社で何年間か貴重な勉強と旨い飯を食わせてもらい、今は全く別の仕事及び人生になっています。

音楽そのものの供給というのは、他の製品サービスに比べ、非常に過多だと思う。もう15年近く前にJazzy Hiphopを作っていた凄く頭のいい友達が居て、『世の中の音楽は取替えが十分利くものだ。』と言っていたのがずっと頭にあります。iTuneでリリースされる音楽なんて一生かかっても全部聞ききれないと思う。

最近、マシンライブの専門家ことhi-channel!氏に触発されてサンプラーやグルーブボックスによる音作りをしてます。今はRoland SP-404SXや、Novation Circuitを使っています。MPCも考えたけど、そこまで大げさなものは要らなくて。ただ手を動かすって事は大変楽しいです。

そう云う事で音楽が楽しいなという時間を過ごせるという事であれば、需要と供給関係なしに音楽はそれで十分な気がします。

つづく