DJ機器からの着想について

DJ機器を長年使っています。頻繁にクラブに行ってプレイするわけではないのですが、DJのシステムは常に手が届くところに置いておきたいものです。曲の着想やら、鑑賞やらはDJのシステムから聴くのがしっくりきます。もちろん、イベントなどでDJをするときに、すっとできないと困るので練習環境としても必要です。最近は、スクラッチに凝っています。最初はアナログのバトルブレイクスのレコードをコスっていたのですが、自分でDAW等で用意したネタをスクラッチしたくてPCでDJすることをずっと考えていました。

5年前位に、hi-channel!君からもらったVestax VCI 100 mk2を持っていたのですが、プラッターの回すところが昇天してしまって、どうにもこうにも使うことが出来ないまま確かジャンクか何かで捨てるようにして処分してしまった。あれは質感、性能が素晴らしく、まぎれもない名機でした。がもう手元にはない。

で、まず考えたのがコントロール・ヴァイナルという特殊なレコードでPCの中の音をスクラッチとかできるやつにしようと思い、色々調べてみました。RANEという超鉄板のメーカーの製品が有ったのですが、コントロール・ヴァイナルも使えて、単体で回すプラッターも付いてるRoland DJ-707Mにしてみた。

このDJミキサーは、12 in 12 OUTという訳の分からない仕様になっていて、とにかく何でも繋がる。microtoneのライブもこれ1台とMacとMicが2本あれば手ぶらで完結。

DJ機器としてのラップトップPCも2台繋がる。スマホでDJする機材も繋がる。マイクも繋がる。何でも繋がる。先日も試しに音楽スタジオに持ち込んでみたのですが、これはもう一人よりも大勢で使った方が楽しそうです。しばらくワイワイとDJ-707Mを囲んで音楽遊びをやってみたいと思います。