ウィークエンダーな皆様、こんにちは。
前回に引き続いて、小職の制作物であります『Midnight Production Plan』の各曲のご案内をしたいと思います。『最高の曲が出来た!さあ、聴け!風の音も聴け!ノーベルやんちゃで賞!』のように出来れば一番カッコいいんですが、私はミュージシャンでは無い為、なるべく作品の説明を行い、これを読んで頂きながら『ああ、こんなおっさんがおるんやなあ』という感じで聴いて頂きたく。
04 I am a middle woman 中年
『中年』という曲がありましたが、これに前回リリースした『I am a woman』を下敷きにしただけの実にお手軽な作りの一曲です。クルマの中で、この元トラックを聴きながら、ラップしてみたら偶然ハマったので、採用しました。今度のバージョンでは、途中でリズムが倍速のドラムンベースになるのですが、ここで必ずモタったりミスったりしますので、聴き所です。
秋吉敏子 – Central Park West、この演奏の一部分を使ってベーシックを作っています。
今回はジョン・コルトレーンの演奏があったのでこちらをご紹介します。
トミー・フラナガンのピアノもありますね。これも素晴らしい演奏です。風の歌を聴け的な感じです。
The frank cunimondo trio introducing Lynn Marino – Until It’s Time
女性のボーカルのサンプルはUntil It’s Time For You To Goのカヴァーだと思うんですが、なぜかこっちは題名が省略されてます。みんなが大好きな『Love so fine』なんかもカヴァーされているのでそっちを貼っておきます。Lynn Marinoのこのレコードは私が今までで一番好きな青いジャケットのレコードです。初めて聴いた時から今まで、いつも好きな1枚です。最近では、CDでも手に入るので、特に秋からから冬にかけての気候にはとてもオススメです。
この曲のサビの部分は、aikoの『くちびる』が下敷きになっています。聴いて頂ければ分かると思います。それにしてもこの曲はaikoの中でも特にヤバいですね。本当に文句無しの名曲だと思います。
05 Rain, Red Tower and so long 雨の中、赤いタワー、さよなら。
この曲は言わずもがなの弊バンドの代表曲(?)なのですが、この曲のメインとなるピアノのリフはこちらを切り刻んだものですです。また、2012年に一度iTunes / Amazonからリリースされておりまして、その時のジャケットの通り、歌のモチーフは7月頃の札幌テレビ塔です。大通公園には非常に愛着と郷愁があるので、一度形にしたいなというのがあり作ったものです。最初は大通公園で出会い系サイトの待合せをするという歌詞だったのですが、あんまりなので断念しました。ウソです。でも、塔っていつもどこでも待ち合わせの場所なんでしょうね。
そしてこの曲の原曲は、Cloudberry Jamの曲です。4拍子の原曲を3拍子でカバーしていますね。僕はhålのバージョンが好きです。低くなるとピッチが不安定になる女性の歌が好きです。
この曲は1994年らしいのですが、この頃はオリーブ全盛期だったころではないでしょうか?アニエスとベレー帽とスエディッシュ、Cardigans、Cloudberry Jamが1990年代の一つの潮流でした。この音源もとあるレコード屋の人から貰った段ボール入りのCD束から発掘した物件です。hålさんについてWikiで調べると、ああ、モデルさんで歌に興味が有って、でプロヂュースしてもらってそれ系の音を歌って、90年代を駆け抜けたんだなあ、とか。2009年以降の記録が無いので、そこで音楽はやめてしまっているよなあとか。2000年 3rdミニアルバム『低温火傷』リリースしているとか。
06 Moon Flight ft. Clover 月面飛行
この曲は、CloverのTiaさんとZaraさんにそれぞれ作詞、ボーカルとコーラスをお願いして作りました。最初このバックトラックは、『東京は夜の七時』のコードをコピーしたピアノを作ったものからスタートしました。それが色々やっているうちにこのような感じになってしまいまして。
イントロのストリングスループは、ロジャーニコルスだったと思いますが何の曲か忘れました。。。と思ったら、プロジェクトファイル開けたらファイルが入っていましたのでご紹介します。
これですね。後は、ブレイクのところでAmen, Brotherなんかも使っています。ヒップホップ、ドラムンベースでは定番のブレイクビーツ。
他はわりと弾いて作りました。違うわ。The CykleのThe VisitがAメロで入っています。でもこれ以外の要素はMIDI弾いて作りました。
この曲、Tribe Called QuestのGet Holdでも使われていますが、素晴らしいビートです。
これで、6曲をご紹介致しました。残りは次回解説したいと思います。ただ参考にした曲のYOUTUBEを延々貼っている事から自分で思うのですが、歌詞以外の楽曲にオリジナルな何かは一切追求していないんだなあと思います。私は単に趣味で音楽を作る人であり、決してミュージシャンではありませんのでそのようなことになるのだと思います。私達のバンドは、旅と親睦を主な目的としていますので、音楽作りはその手段ということになろうかと思います。
このアルバム、このあとも実は+αありますので次回はそれも含めてご案内致したいと思います。
つづく