パンデミックは続く

パンデミックに突入しておよそ1年と10か月が経とうとしている2021年年末です。2020年春の当初は人々の損得勘定基準が全てがらりと変わったような、『新しい世界』がやってくるのかなと思っていました。しかし、マスクや手洗い、飲食のルール等の『新しい生活様式』ってな位で大した変化は無かった。人々の欲求や不満の吐け口が感染症を遠ざけるようなものに置き換わっただけで、結局そんなに新しい世界にはならず、つぶやきサイトは相変わらず洞穴に悪口や不満や自分とは違う人を非難する言葉をぶちまける宣伝付きの木の洞として人心分断に加担を果たしているように感じます。 そういう中で自らは何をしていたかと言うと、相変わらず目の前の問題を少しでも軽くするための方法や抜け道や、問題を問題に見せなくする工夫などに奔走し、隙を見てサウナに入っていたように思います。結局ほとんど変わっていないとも言えます。

microtoneは、もともと名古屋と東京と静岡と離れた音楽活動です。その結果、活動(練習やライブ)そのものが、『旅を楽しみながら出来れば音楽をしましょう』というものになっていました。先日もスタジオの練習こそしませんでしたが、ちょっと集まってビールや日本酒やコーラを飲んだり食事をしたりしましたが、音楽を継続する気持ちの再確認になったような気がします。

2019年の11月に、バンコクでライブを行いましたがあれは楽しかったですね。現地で仕事を終わらせ、そのまま小さい旅をして、夜は音楽をするという理想的な一日でした。またあのような旅が出来ればいいなと思います。

ビート作りに関しても、元来のドラムマシン好きがふつふつと再燃し、ちょっとづつ仕入れています。最終目標はSP-1200ですが、はっきりいってiPadでも事足りる2021年です。そういえば、だいぶ前にSP-404MK2を発注してありました。昨今の半導体不足のせいかは分かりませんが、全く届く気配がありません。

そのようにして2021年も終わろうとしていますが、音楽作りは続いていくものだと思われます。もしどこかで耳にすることがあれば宜しくお願いします。