SLP007: Clover – Until Whenever

SLP_007_until whenever

PDF lyric sheet  download here!

Watch out! Watch out! A new album is released now.

KINGBEAT / Amazon MP3 / iTunes

Clover – Until Whenever

01 Tania in a Car
02 Lovelife (featuring vocals from Edo Wallad – The Safari)
03 Our Little Secret (featuring vocals from Merdi Simanjuntak – Sweaters)
04 Until Whenever (featuring vocals from Venendar Hambali – Lull)
05 Orenji
06 Blue is Just For Boys
07 Sundae Rhapsody
08 Lullaby For The Fireflies
09 Mr. Cookies
10 Chapsa Song
11 Loveshine (featuring guitars from Yonathan Vanco – Lull)
12 Ballads of The Lads and The Lass (featuring vocals from Pugar Restu Julian – thedyingsirens)
13 Hershey’s Kisses

Flipper’s guitar, Hideki Kaji, Kahimi karie…Also indonesia’s indiepop bands is influenced a lot by them.And this band, CLOVER is the cutest one in all over the Asia.Cool, hot album by indonesian girls pop band is released from soundandlife now.

フリッパーズ、カジ・ヒデキ、カヒミ・カリィ・・・インドネシアのインディーポップ界隈でも彼らの影響は大きく、このCloverこそ、その要素を色濃く継承するアジアのインディーポップの騎手。クールでホットなインドネシア産ガールズポップの名盤が配信リリースされました。

-Release note-

mini kyute soundandlife.rmx

Download(100MB)

soundandlife.から、札幌発インディーポップmini kyuteのリミックスEPのリリースをお知らせ致します。

mini kyuteは、90年代後半から札幌を中心に活動したインディーポップのユニットで、現在『Air Love』として活動中の斎藤知康氏がその中心人物。
90年代に彼らが描いた札幌の風景、ソングライティングの瑞々しさが、今も変わらずそこにあります。
そんな数々の楽曲を、フロアに蘇らせたEP 『mini kyute soundandlife.rmx』、本日リリース致します。

soundandlife. release a new remix EP “mini kyute soundandlife.rmx” for mini kyute(from Sapporo Japan).
“mini kyute” is established in late 90’s by Tomoyasu Saito who is keeping musical activity as a unit “Air Love” still now.You’d just find yourself to be into chilling but sweet Sapporo city in 90’s with his excellent song writing.
Well,pls download and enjoy the 10 dance tunes.Thanks.

Title : mini kyute soundandlife.rmx

M1 – Snoopy Boy / Airlove feat. Shiho (Sucrette)
M2 – Miracles / hi-channel!’s Bootleg
M3 – Souvenir / micromini remix
M4 – Swinging & Singing / Airlove Remodel mini kyute
M5 – Sanctuary / Aki Okabe & microtone’s Remake
M6 – I Found Out / microtone remix
M7 – Miracles / Airlove Remodel mini kyute
M8 – Snoopy Boy / microtone.rmx
M9 – Miracles / microdub
M10 – I Found Out / hi-channel!’s Bootleg

All songs written by Tomoyasu Saito
Remixers – hi-channel! , microtone , Aki Okabe and Tomoyasu Saito(Airlove)
Artwork by kanana

SLP006: 『雨の中、赤いタワー、さよなら。』リリース

Artwork by kanana(indiansummersproject) //blog.livedoor.jp/kanana/

Amazon MP3 / iTunes

われらがmicrotone、というか僕なんですが、『雨の中、赤いタワー、さよなら。』が本日リリースになっております。
Soundcloudでも全曲試聴+α、かせきさいだぁのカバーを極秘のうちに聴く事が出来ますので、亜種ヒップホップの愛好家の皆様は是非通して聴いてみて下さい。
そして、このシングルに関わった全ての皆様方のご助力に深い感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。

雨の中、赤いタワー、さよなら。
Rain,a red tower,so long.
by microtone

M-1 ⾬の中、⾚いタワー、さよなら。
Rain,a red tower,so long
(music:microtone/rap:Okabe/TurnTable:hi-channel!)

この曲は、元々『さよなら』と呼ばれておりまして、モナレコードのライブで演奏を行った曲です。すでにその頃からアレンジは出来ており、ほとんど変更点がありません。やっぱりライブでの曲作りって楽だなあと思った一曲です。モチーフは、ジャケットにもある通り、札幌のテレビ塔です。

M-2 ⾬の中、⾚いタワー、hi-channel!。
Rain,a red tower,hi-channel!(Remix:hi-channel!)

そして、表題曲のhi-channel!によるリミックス。エレピを効果的に使ってますね。奇をてらわない大人の雰囲気、という感じのリミックス。

M-3 私はいつでも⼤通りを歩いていた
I was walking on the avenue
(music:microtone)

この曲は、ずいぶん前に書いたインストで、サンプリングとか弾いたものとかごちゃ混ぜで雨の感じを出したかったぞ、という目的の曲です。

M-4 ダーリン
Darlin’
(music:microtone/vocal : Satoko Fujiiwa)

ダーリンは、すでにEPでリリースされているのですが、最近コードを書き直してかなりブラッシュアップできたのでもう一度収録しました。途中でいきなりツーフィブになって後半になだれ込む感じが聴きどころです。フジコちゃんの歌は心に刺さる感じが好きです。

M-5 雪原を⾛る汽⾞
A train running snow field.
(music:microtonea)

ついに自分でラップをやってしまいました。ローランドのハンドマイク(多分誰かにもらったやつ)をUA-55に直挿しして手でもって録音。デモのつもりが結局そのままリリースに至りました。曲のモチーフは、ジャケットをやってくれたカナちゃんの写真です。これを雪の釧路湿原とか石川県とか、兎に角寒そうな風景に当てはめて書きました。

次はライブで逢いましょう!

つづく

the JAM 001(Free Compilation)

The_Jam001

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the Jam 001 The Compilation of the Label

miyaofmicrotoneが主催するレーベルSound&Life(the Label)がフリー・リミックス・コンピレーションをリリース。国内外の特徴的なインディーポップをフロア向けのビーツにリビルド。さらに未リリースオリジナルトラックも加え、DJユースから、リスニングまでちょっと楽しく使えるトラックがたくさん。

-Track List

M1:miracles(RMX of 2009)/mini kyute from Sapporo
M2:Tania In A Car(micro clover remix)/Clover from Indonesia
M3:Daisy(SM in the space remix)/Strawberry Machine from Nagoya
M4:I Found Out(Finding my beats remix)/minikyute from Sapporo
M5:microcutter/microtone from Shizuoka
M6:Sunday Morning(dj_miya remix)/naivepop or petitfool from Nagoya

-Zip Download!-Click here!-

-Talkin’ bout the artists.

–Clover(M1) //www.myspace.com/weareclover

インドネシア女子バンドのCloverは、abcdefg*booksが発刊するメルシーマガジンVol.1に収録されていたのが最初の出会い。おーすごく良いなーと思い立ちMySpaceを辿って、彼女たちに連絡したら快くヴォーカルを送ってくれました。この曲、”Tania In A Car”は、原曲もビート重めのレイドバックな感じですが、リミックスはさらに80年代風に重いスネア、それでいてメロウに鳴るように作ってみました。彼女たちとのメイルのやり取りは、全て英語でしたが、とてもスマートで頭の良いリベラルな女性という印象を受けました。

++microtone(M5) //www.soundandlife.jp/the-label/microtone/

この曲は、曲と言うよりはエディットの範疇なのですが、とある有名な曲をモチーフにしています。DJの曲間の繋ぎにでも使っていただければ良いのではないでしょうか?そのうちこれに歌なんか乗っけちゃってなんて考えてます。

++mini kyute(M1,M4) //sapporo.cool.ne.jp/stmini/

mini kyuteは、2002年頃出た7inch”Sanctuary”を札幌の発見洞というレコ屋で見つけたことで出会いました。その斎藤氏とは、札幌に居る時ではなく、2004年に静岡に移住してから連絡を取るようになり、メイルで、リミックスやっちゃいますよ!ということで作らせて頂いたのが”I believe in miracles”のカバーのリミックス。これをさらにリビルドしたのが今回のM1。トライバルな感じのハウスにしたかったのですが、如何でしょうか?
で、同じ7インチの収録曲で、2009年に作ってずっとこのブログに貼り付いていたリミックスがM4″I Found Out”。こっちは、ドラムの打ち込みを結構頑張ったのですが、生音で打ち込みの安定感というか、整然感というか、そういうのが欲しかった。キーワードは”ソウルフル”この曲は、長く使っていたCubaseVSTでの最後の曲作りとなりました。

++naivepop or petitfool(M6) //www.myspace.com/naivepop

彼らとは、2008年にリリースした”I love NP”というアルバムが最初の出会い。このアルバムは、僕の中では衝撃で、いきなりジャケットが手ぬぐいなんですよ。2008年の秋頃に一番聴いたCD。iTuneでこの曲のヴォーカルトラックを販売していたのですが、これを購入してリミックスを作りました。この曲はどことなしに渡辺美里っぽい感じが最初からしていて、その感じに忠実に作った次第です。このリミックスはまだやりはじめたばっかりで、結構音質的にもつたない部分もあるのですが、ええい、配信!他にも彼らのMySpaceでヴォーカルトラックが公開されており、幾つかのリミックスをやらせてもらい、ここから今日に至る”押しかけリミックス活動”が始まったのです。ギターの野村さんはレーベル社長でもあり、傍から見たら謎である私の活動を理解し、支えてくださった一人です。歌のマツダさんはお会いした事はありませんが、一度呑み会現場から電話が来て会話をしました。歌のままの印象でした。

++Strawberry Machine(M3) //strawberrymachine.jp/

歌のオカベさんとは、直感的に音楽の好みが似ているような気がしていたのですが、ある企画物で歌って下さったのがきっかけで時々呑むようになりました。もうじきSound&Lifeのレーベルから配信リリースされるmicrotoneの”Field of Light”でも、お願いして詩を書いて歌って頂いたのですが、独特の詩世界と歌の節回し、韻の踏み方が僕は好きです。渋谷系に関する好みの共通項だけでなく、仕事の関係でも意外なルーツが似ていて、偶然ですね。。。

いい歌をありがとうございます。そして歌ったり、踊ったり、聴いててくれて。

-Special thanx 😉

abcdefg*record(//www.abcdefg-record.net/)
Softry!(//www.softly.jp/)

Creative Commons License
the Jam 001 by microtone is licensed under a Creative Commons 表示-非営利-改変禁止 2.1 日本 License.Based on a work at www.soundandlife.jp

SLP001: Field of Light EP-Field of Light

KINGBEAT / Amazon MP3 / iTunes

今回は、KINGBEAT/iTunesで配信リリースされたField of Light EPの解説をしようと思います。
もともとの話は、2009年3月ごろ、StrawberryMachineオカベさんに曲のデモを聴いてもらったところから始まりました。自分で曲を書くなんてもう10年くらいぶり位の事でしたが、abcdefg*recordの野村社長が、「今作ってるリミックスに別のメロディー乗せたらオリジナルでしょう」みたいなことを仰せになるので、ちょっとやってみた。こんな感じ。

FieldofLight DEMO MIDI

In名古屋の喫茶店、iPodで聴いた出来立てのピアノとドラムを乗っけた曲をなかなかいーねー、なんておっしゃるので、それならば歌詞を書いて歌って欲しい!と思い、ダメもとでえいやとお願いしました。彼女の歌詞も、歌も、かなり好みだったので完全にお任せしようと考えたわけです。
それから夏が過ぎ、秋が来て、、オカベさんがばしっと歌詞を送ってくれました。もういきなり完成クオリティー。これは凄い。しかも、これが僕がメモしていた歌詞イメージと雰囲気が多くの点で合致しているのです。これには結構驚きましたが、隠れ共通項が[b-flowerを知っている]なので、なんだかそれもそうなのかなと思いますがとにかくシンクロ。渋谷系、と聞いて僕が考える感じ(軟弱な感じでは無くてちょっと硬質で薄情だけど優しいな感じ)をばーんと見せてくれました。で、年が変わって2010年1月に静岡で蕎麦を食べて、歌を録音し、おでんを食べて、そのあとはだーっと編集し、リリースになりました。歌を録音してからはとても早かった。僕が今やってる他のプロジェクトをごぼう抜きでリリースになってしまった。

この曲は、枯れたドラムにエレピかピアノ、という音像が最初からあったので、これに忠実に作りました。そのエレピとブレイクビーツの打ち込みが凄く大変でした。ぱっと聴きは全部ループなのですが、リズムもコードも全部微妙にタイミングやコード要素が違うんです。
リミックスのhichannel!くんは、スイバケのリリパ、リミックスコンテスト受賞者DJで知り合いました。色々と共通点があり、話が弾んだ。とても聡明な印象のDJだったと思います。彼にはリミックス頼むタイミングを見計らっていました。このリミックス、コードの流れが独特で、何回か聴くと完全に癖になります。
自分のリミックスは、これはお手前感覚たっぷりなのですが、いろんな曲の薄いストリングスのフレーズサンプリングでコードを構成するという非常に分かりにくいこだわりがあります。よく聴くと不協和音です。

曲のよしあしは、お客さんにお任せするとします。少なくともこれを作ったメンバーは、やれることをやりました。僕はミュージシャンってタイプではないし、インディーズなので若干つたない部分があるかとは思うのですが、やはり物を作りみんなに見せるのは楽しいなあと思うのです。入り口から出口まで、自分や好きな人たちに場を提供する事ができて良かった。あとみんなと呑めるしね。そんな楽しさがこれを聴いた方に伝われば良しとしよう。次のEPもがんばっていまーす。

つづく