Darling サンレコ的曲の解説

【Darling ft. Fujiko More/microtone】
2011年3月25日 リリース
(KING BEAT/DL-MARKET/iTunes/Amazon MP3)


Darling EP by miyaofmicrotone

今日は、先日リリースされた、『Darling EP/microtone』の解説をお送りしたいと思います。

この曲自体は、2010年の春ごろに既に3拍子の原曲があり、長い事寝かしてたのですが、元々Fujiko Moreちゃんの声をイメージして作っていたので、そのまま歌を頼んでしまいました。和声の難しい事はよく判りませんが、彼女の楽曲を聴いてその節回しなんかを意識した部分ってのはあります。何となくブルージーでひたすらだらっとした感じ、というのをずっと意識していました。
制作環境は、自作Core2Duo3G/Windows XPにAbleton Live 8と、中古で6,000円で買ってきたDelta Audiophile 2496です。もう7年以上この組み合わせは変わっていません。音質は多分問題ないと思います。最近、Macbookを使い始めましたが、出張録音と編集、初期段階の曲作りに使っています。Macを買ったときは一瞬Windows終わったと思ったのですが、システムフォントをメイリオにしたら、なんか離れられなくて結局両方使ってます。DAWって、CPUの能力に凄い依存しているのですが、CPUゲージがだいたい40%くらいになるとかなり重く感じるので、深追いせずにその辺で曲を仕上げるようにしています。
演奏用の鍵盤は、EDIROL PCR-300、16パッドはKORGのpadKONTROLを使っています。これらは、たまーにやるDJの時にも使います。EDIROL PCR-300は、鍵盤なのにおもちゃみたいな横フェーダーが付いてるところがアホすぎて良いですね。これ、激しく使うとツマミが取れて飛びます。あとは、ターンテーブルとかゲームボーイとかiPhoneとかボンゴとかタンバリン。今後は、この辺のガジェットだけで音楽を作れたらなと思っています。

01 Darling ft.Fujiko More(KiKiMix)

IMG_5417

このバージョンは、シメのラーメン的に制作の本当に最後の方に出来てきました。何とかリミックスを作らなきゃ、と思ってエイヤでやったのですが、原曲よりもこちらの方が普遍性の有るアレンジになったので、曲順を最初にしました。100%手作りの洋菓子、見た目は崩れてるが味は美味しい、という感じを出したかった。
ピアノ、ブルースハープ、ボンゴ、娘1と2によるハンドクラップはiPhoneのボイスメモで録音し、メールでPCに投げてAbleton Liveで編集しました。音質は、聴いての通り問題ありまくりですが、最初から高音質は求めていないし、一種のエフェクトとして考えれば効果的だったかと思います。残りのパートは、曲を走らせながらターンテーブルのスクラッチを録音し、編集しました。キック、スネア、ベースは、全てレコードを擦った音です。音質はコンプくらいしかかけていません。後で気が付いたのですが、妙なステレオ感があります。もしかすると逆相になっているかもしれません。音質はは出来上がりの満足感にはあんまり関係なくて、その録音した状況、心境こそが曲に現れるのだなあと言う点に気付きました。

02 Darling ft.Fujiko More(hi-channel! Remix)

作業画面

<Voice from hi-channel!>

原曲がスローなBreak BeatだったのでR&BやBreak Beats系DJやリスナーに好まれる曲だなと思いました。そこで、この素敵な曲をHouseや4つ打ち系DJやリスナーにもアピール出来るリミックス自分のDJでも使いたいリミックスにしたいなーと構想しました。
イントロのVocal素材の刻みLoopとWurliterの7th和音のリフが絡みあった時の何とも言えない“爽やかさ”が出現した瞬間にこのリミックスの方向性が見えました。下地のビートは骨太、跳ねるハットのシャッフル感、上モノの爽快感、Fujiko先生のソウルフルな歌。そして、ハッピーな感じが出るリミックスになればと思い作業しました。
BPMは125なのですが、ビートの疾走感によってもっと速いテンポに聴こえてくれていればうれしいです。(頑張ってドラムを打ち込んだ甲斐があったってもんです)

<シンセ> <音色> <使用機材>
・Wurliter: Wurliter 3v Cakewalk D-Pro
・Organ: Hammond Soul (fast) Cakewalk D-Pro
・Lead Synth: Equinoxe 05 Lead Cakewalk D-Pro
・E Guitar: Police Forever Cakewalk D-Pro
・Synth Bass: Syn Bass 02 Cakewalk D-Pro

<リズム>
・Kick Hard Kick:006 VENGEANCE ESSENTIAL HOUSE VOL.1
・Snare:Snares&Claps 221 VENGEANCE ESSENTIAL HOUSE VOL.1
・Hat Closed:Hihat 022
・Open Hihat:017 VENGEANCE ESSENTIAL HOUSE VOL.1
・Cymbal:Crash 909 Ableton Drum Machines
・Shaker Loop:Shaker Loop 002 VENGEANCE ESSENTIAL HOUSE VOL.1

<シーケンサー>
Ableton Live7

<参考リンク>
Cakewalk D-pro
http://www.roland.co.jp/products/jp/Cakewalk_D-PRO/
VENGEANCE ESSENTIAL HOUSE VOL.1
http://t.co/6JeAU86
Ableton Drum Machines
https://www.ableton.com/jp/shop/more_info?item_number=81221-711130

03 Darling ft.Fujiko More(microdub)

この曲のメインバージョンで、ヴォーカルのFujikoMoreちゃんとはこのバージョンを共有していました。ぱっと聴きはざっくり作ったように聞こえますが、実際ざっくり作りました。まず、歌の編集は極力していません、ピッチもそのままです。Fujiko Moreちゃんの歌のピッチの正確さは凄いものがあります。あと声がでかい。若干、タイミングをいじり、ダブリングを強く、曲の雰囲気ということで。ドラムはほぼ100%レコードからのサンプリングをDrumRackで鳴らしています。裏打ちで、TR-707のキックを入れています。ボンゴは、レコード+生で叩いたものをミックスしてます。ベース、エレピはソフトシンセを手弾きしたものを編集してます。ベースはどういうわけか所々、9度上のハモリが入ってます。これは手癖です。一番のお気に入りポイントは、イントロのスクラッチ。これは、録音と編集に結構苦労しました。結局最後はざっくりやったのですが。

04 AMETSUBU(MainMix)

雨をイメージするハウスをいっちょう作ってみようと思いました。全部Liveで作りましたが、結構ターンテーブルを回して、サンプリング満載でいいのかなという感じです。ちなみに制作期間は4時間位です。この手の曲は結構ストックがあるので、その中から選んで仕上げる、という感じなのです。

そんな感じでフル試聴し放題。もし気に入っていただければ、ぜひともポチッっとやってあげてください。

宜しくお願いいたします。

date: 2011-03-26 | Category: weblog | Comments Closed

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